【第104回 2017.07.07】

しずおか型農業

投稿者:市川 敬弘(昭和59年 農学部農芸化学科卒業)

 農学部を卒業後、県内で農業関係の仕事に就き30数年が経過しました。
 静岡県では多様な地形と恵まれた気象条件のもと、多彩な農畜産物が生産されています。特長ある栽培体系や卓越した農業技術と歴史、恵まれた社会環境など、静岡県の優位性や特長を活かした農業をわたしたちの職場では「しずおか型農業」と呼んでいます。この「しずおか型農業」の振興に、静岡大学と、農業現場にきらめく卒業生が大きく貢献していることは周知のとおりで、静岡県農業に関わるひとりとして誇りにしています。

 大学では、「土壌学および植物栄養学研究室」に所属していました。当時の先輩や同級生たちとは仕事での距離が近いこともあって今も変わらず交流を続けています。この輪の中に恩師小西茂樹先生に加わっていただくこともあります。この仲間が核となって仕事やプライベートでの付き合いの範囲も広がっていきました。研究室で得た強い絆!?はずっと自分の「たからもの」です。

 これからも仲間や同窓生のみなさんとともに「しずおか型農業」の発展に少しでも役立っていきたい、リレーエッセイを書きながら決意を新たにしました。



リレーエッセイへのコメントを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

▲このページのトップへ