ふじのくに地域・大学コンソーシアム「FD情報交換会」を開催しました

2019/02/19
ニュース

 2月12日(火)浜松キャンパスのS-Portで、ふじのくに地域・大学コンソーシアム西部地域連携事業「FD情報交換会」を開催しました。この交換会は、前身の「静岡県西部高等教育ネットワーク会議」が研究事業の位置付けで平成17年度から毎年実施しているもので、本年度は本学工学部が担当校となり、静岡文化芸術大学、常葉大学(浜松キャンパス)、浜松学院大学、静岡理工科大学、静岡産業大学、本学情報学部と、磐田市、袋井市、同コンソーシアム関係者が出席しました。

 第1部では、本学大学教育センターの須藤智准教授が「教育の内部質保証について―学修成果の可視化に焦点をあてて―」と題し講演を行いました。日本の高等教育の現状と公的認証評価制度の仕組みの話の後、教育の内部質保証とはPDCAサイクル等を適切に機能させることによって、質の向上を図り、教育・学習等が適切な水準にあることを大学自らの責任で説明・証明していく学内の恒常的・継続的プロセスであるとの説明がありました。関連して、柴山イニシアティブにおける内部質保証と、本学における教育の内部質保証の紹介があり、次いで、学習(修)成果の可視化、学生調査・教学IR調査等の話がありました。

 第2部では、各大学からFD・SD活動等の取組みについて報告され、FD活動への学生の参加、教員による授業参観、授業アンケートのフィードバック、スマホを使用したWEBでの授業アンケートと出欠管理等について情報交換が行われました。また、教育の質保証に関連し、専門教育と教養教育の連携について各大学から紹介がありました。

 次年度は常葉大学が担当校を務めることを確認し終了しましたが、予定時間を30分超過するほど活発な情報交換会となりました。

▲第1部 講演する須藤准教授

▲第1部 講演する須藤准教授

▲第2部 FD情報交換会の様子

▲第2部 FD情報交換会の様子

JP / EN